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『みゆき』は、あだち充による日本の漫画。少年漫画雑誌『少年ビッグコミック』(小学館)に1980年から1984年にかけて連載された。同氏の代表作の一つに数えられ、ラブコメディにスポーツを絡めた青春モノを得意とする作品群の中でも、本作品は恋愛のみにスポットを当てている。 いわゆる『妹萌え』の先駆けでもある。 第28回(昭和57年度)小学館漫画賞受賞。映画化、テレビアニメ化、テレビドラマ化もされた。 == 概要 == 主人公の若松真人とヒロインである2人の「みゆき」の三角関係を描いた、青春ラブコメディ。 テレビアニメは1983年3月から1984年4月にかけてフジテレビ系列で全37話を放映。映画は1983年9月、東宝系で公開された。どちらもキティフィルムの製作。 テレビドラマは、1986年8月4日にフジテレビ系列『月曜ドラマランド』枠で放送された。フジテレビと共同テレビの共同製作。 ヒロイン若松みゆきのモデルは、中学生の頃から毎日のように作者の仕事場に出入りしていた女性で、本作連載当時は高校生だった。妹のいなかった作者にとって格好の素材となった〔宇都宮滋一『「ダメ!」と言われてメガヒット 名作マンガの知られざる制作現場』東邦出版、2003年、pp.59-62〕。 作者は「単にかわいい妹を描きたかったんですよ。妹がいない自分の妄想です(笑)。で、スポーツ抜きでどれだけもたせられるかなぁ、というところではじめたんですけどね……持ちました!」〔「ダ・ビィンチ」2012年12月号・あだち充特集〕と語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「みゆき (漫画)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Miyuki (manga) 」があります。 スポンサード リンク
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